《「水曜どうでしょう」と「大泉洋」の日々》
はじめに
私は、北海道が嫌いでした。
理由は、「蟹」が食べられ無いから。
子供の時に、中ってしまって、それ以来食べられない。
だから高校の時、修学旅行が「九州」か「北海道」の選択のときは、迷わず「九州」を選んだ。
でも、今は「どこに旅行に行きたい?」と聞かれたら、迷わず「北海道」と応えるだろう。
その理由は、これから書きたいと思います。

これから書く文章は、私が『水曜どうでしょう』という番組、『大泉洋』というタレントと出会って
どうしても”記録”しておきたいと思ったので書いています。
なので、自己満足の文です。
ただ、どうしても残しておきたいと思い、自分の思ったことを書いています。
気を悪くされる方がいらっしゃると思いますので、ご注意ください。
「水曜どうでしょう」との出会い
たしか、2年くらい前だったと思う。
うちの家族は、月9がキライだ。
だから、その日はザッピングをしていた。
そうしたら、たまたまウチのマンションがケーブルテレビに入っていたからだと思うが、”テレビ埼玉”が入った。
「・・・なんだ?この番組」
素直な感想である。
ブラウン管の中には、”黒いサングラスをかけた色男”と”水色のTシャツを着たとっぽい兄ちゃん”が写ってた。
「サイコロ1」だった。
大泉さんが「寝台特急で自由席」の回だった。
見終わった感想「変な番組」
でも、ネットで検索してみた。

「どうでしょうリターンズ」・・・北海道のローカル番組、出演:鈴井貴之・大泉洋

しかも、アナウンサーとかのプロフィールの中にいたもんだから、てっきりHTB(そのころはそれも認識していなかった)の
アナウンサーだとばっかり思っていた。
その後、なんとなく忘れていたが、やっぱり月9が面白くなかったから、何回か見てた。
その時は「粗大ゴミ」の回だった。
でも、そのあと月9かTVタックルを見ていたのか、暫くは忘れていた。
「水曜どうでしょう」保存用テープ作成
それから、どれくらい経っただろう?
埼玉テレビは、野球でよく飛ぶ。
で、よくよく調べてみるとTVKテレビでも「どうリタ」をやっていることを掴んだ。
TVKテレビは、埼玉テレビよりも進みが遅かった。
だから、いつぐらいだかは覚えていないが、記念すべき第一回の録画は「サイコロ3・最終夜」
大泉さんが「ギャラクシー」に乗って、涙を流す回。
笑った。
素直に笑った。
なんで、こんなに笑ったんだろう。
たしか、このとき私は前の彼と別れた後だったと思う。
すごく辛くて、なにか良いことが無いかと必死で探していた。
探していたけど、何も見つからなかった時だった。
でも、やっと見つけたと思った。
それから、毎週火曜日の23時、私の携帯のアラームは鳴り響いた。
「どうでしょうリターンズ」を録画するために。
本格的に「水曜どうでしょう」にはまる
毎週のように録画する「水曜どうでしょう」
でも、毎週必ず見ていたわけでは無かった。
その間、いろいろなものにはまった。
「踊る大捜査線2」「永井大」「賀集利樹」「ときメモ」etc・・・。
暫くは、ただ義務的に録画をするだけだった。
だから、2003年「river」の池袋上陸も知らない。
DVD第一弾発売も知らない。
もっと知らないこと、それは「水曜どうでしょう」が休止していたこと。
本当に、何も知らないことばかりだった。
そのころ、ウチにはDVDプレイヤーなるものが無かった、もちろん、PS2も無かった。
だから、DVDが出ていることを後々知ったが、買わなかった。
その後、「クイック・ジャパン」という雑誌で特集が組まれた。
でも、これも発売されたずっと後に買った。
記事を読み進める。
面白いことは知っていたので、なかなか興味深く読み進めていった。
その週の土日は、朝から晩まで撮りためたテープをずっと見ていた。
全部で4本あったので、2・3週間は楽しく見ていた。
でも、撮りためたものが終わりそうになった。
なんか、寂しくなった。
そこで、当時PS2を購入済みだったので、ヤフーオークションでDVDを購入した。
「水曜どうでしょうDVD全集第二弾 サイコロ1 粗大ゴミで家を建てよう 闘痔の旅」だった。
ただ、椴法華村の水無海浜温泉が見たかった。
でも、「クイック・ジャパン」の記事を読んで、どうしても見たくなったものがあった。
そして・・・、「水曜どうでしょうDVD全集第一弾 ハノイ→ホーチミン 原付ベトナム縦断1800キロ」購入。
最終回というものは、どの番組でも寂しい。
でも、おかしな男4人(ここでは、もう4人と認識済み)の旅は、心に響いた。
ここで、私は「水曜どうでしょう」という番組にはまった。
その日を境に、私の毎日は「水曜どうでしょう」一色に染まっていった。
毎晩「どうでしょうリターンズ」のテープを見て、週末にはDVDを見て。
仕事中に時間が空けば、HPを見て。
そんな毎日が続いていた。
2004年2月のことだった。
本気で「大泉洋」にはまる
2004年2月13日金曜日。
この日は、記念すべき「大泉洋・ミュージックステーション出演日」だった。
もちろん、ビデオにはとったが、いかんせん、その時は「どうでしょう」にはまっていた為
その他モロモロ用のテープに撮ってしまっていた。
でも、ここで初めて「大泉洋」の歌声を聞いた。
・・・良かった。
速攻、新星堂のHPに行って注文した。
その時に、一緒に「雅楽戦隊ホワイトストーンズ」のDVDも一緒に購入していたなぁ〜。
それと、樋口了一の「1/6の夢旅人2002」も一緒に購入した。
その日以来、私の「大泉洋」グッズ集めの日々が始まっていた。
順番は覚えていない。
・水曜どうでしょう写真集第一弾
・水曜どうでしょう写真集第二弾
・水曜どうでしょうDVD全集第一弾 ハノイ→ホーチミン 原付ベトナム縦断1800キロ
・水曜どうでしょうDVD全集第二弾 サイコロ1 粗大ゴミで家を建てよう 闘痔の旅
・水曜どうでしょうDVD全集第三弾 サイコロ2 オーストラリア大陸縦断3700キロ
・水曜どうでしょうエンディングテーマ「1/6夢旅人2002」
・水曜どうでしょうストラップ「腹を割って話そう」バージョン
・水曜どうでしょうドラマ「四国R−14」ディレクターズカットエディション
・水曜天幕団 蟹頭十郎太 DVD
・雅楽戦隊ホワイトストーンズ DVD
・マッスルボディは傷つかない DVD
・映画「パコダテ人」DVD
・映画「茄子・アンダルシアの夏」DVD コレクターズエディション
・鈴井貴之第二回監督作品「river」メイキングビデオ
・映画「river」パンフレット
・TEAM−NACS Tシャツ(2種類)
・水曜どうでしょうドラマ「四国R−14」スタッフTシャツ
・大泉洋生誕30周年記念・コラボTシャツ(2種類)
・水曜どうでしょう「原付ベトナム縦断記念 カブTシャツ」
・TEAM−NACS第10回公演「LOOSER」パンフレット
・TEAM−NACS第10回公演「LOOSER」写真集
・TEAM−NACS第10回公演「LOOSER」サウンドトラック
・TEAM−NACS第10回公演「LOOSER」Tシャツ
・TEAM−NACS第10回公演「LOOSER」ポスター
・TEAM−NACS第10回公演「LOOSER」ステッカー
・TEAM−NACS携帯ストラップ
・雅楽戦隊ホワイトストーンズ・サウンドトラックCD
・山田家の人々・サウンドトラックCD

今思いついたものだけでこれだけ。
それ以外にも、「じゃらん・北海道版」を定期購読している。
雑誌もいろいろと買った。
「ACTER’S STILE」「演劇ぶっく」「週刊朝日」「モノクル」「日経エンターテイメント」etc・・・。
たった、1ページだけのために1200円とか使う。
ヤフーオークションで、東京では手に入らなさそうなものは、以前の自分では想像もつかないような
金額を平気で入札している。
今回の「LOOSER」のチケットも、結構気合を入れて取った。
「本日のスープ」も”北海道版”と”全国版”の両方を買った。
何年ぶりかでファンクラブにも入った。
このファンクラブ「ThankCUE」という。
この会報が実に充実している。
以前「必殺シリーズ」のファンクラブに入ったが、これが大変お粗末だった。(すまんね)
いつの間にか、私の目は「水曜どうでしょう」と言う番組の中の「大泉洋」と言うタレントに集中していた。
北海道と東京の距離
最近、よくファンサイトさんへお邪魔する。
特に、北海道のファンサイトさんは興味深い。
東京に住んでいる自分には、「大泉洋」の情報は皆無に等しい。
特に、現在の彼の状況などは全然分からない。
2004年5月6日放送分の「うたばん」は、貴重な番組だ。
そして、TEAM−NACS第10回公演「LOOSER〜失い続けてしまうアルバム」
これは、芝居の好きな私にとって、喜ばしい出来事だった。
生で「大泉洋」が見られる。
しかも、舞台で。
実際、浮き足立った。
私のいく回は、2日目の公演だったが、前日・初日の公演に行くファンサイトの方の書き込みで
更に私の興奮はピークに達していた。
そして、観劇初日。
いままで、いくつかの芝居を見に行ったが、こんなに緊張した観劇は始めてだった。
開演1時間前に会場に行ったが、震えがとまらなかった。
詳しいことは、別ページに書きましょう。
とにかく、興奮したことは確かだ。
でも、CUEのHPでの書き込みをみて、しみじみ考えた。
『彼らは、北海道の人たちだ。』
すべての書き込みに”北海道”もしくは”札幌”の文字がある。
当たり前のことだ。
でも、つくづく思う、東京と北海道の距離。
遠いなぁ〜、遠すぎる。
”織田裕二” ”永井大” ”賀集利樹”
彼らは、東京での露出度が高い。
当たり前だ。
でも、”大泉洋”は違う。
今回も、北海道オンリーの特番が目白押しだ。
「水曜どうでしょう プチ復活 思い出のロケ地を旅する小さな旅」
「ハナタレナックス 大泉洋 はじめてのお歌スペシャル」
「テレポート2000 ヒミツの大泉洋!ナックスの真実」
などなど・・・。
東京で見るのは難しい。
なにより、もっとも難しいもの、「水曜どうでしょう 最新作」
厳しい・・・、厳しすぎる。
最後に
長々と書いてしまった。
”大泉洋”にはまって、約3ヶ月。
実際、こんなに長くはまっているのは珍しい。
しかも、自分のHPに別ページを作ったのは初めてだ。
いつまで続くのか、自分でも興味深い。
きっと、情報・露出度が少ないからだろう。
でも、これからも応援したいと思う。

好きなコミックのセリフでこんなものがある。
『私は、彼が落ち目になってもずっとファンでいるんだ。』
私もそうありたい。
でも、願わくば彼には”全国をまたにかける最強のローカルタレント”であって欲しい。

2004年夏。
「CUE DREAM JAM−BOREE 2004」
本気で”来札”を考えている。
この世でもっともキライな”蟹”を超える存在となってしまうほど、今の私にとって「大泉洋」の締める割合は大きい。

皆さん、ご清聴ありがとうございました。
(注:書きたい事の80%も書けなかった。)
2004年5月22日 セラ